人口が減ると言われても、多くの人は実感がわきません。
今日と明日で大きな違いはないからです。
しかし、人口減少は静かに社会の姿を変えていきます。
例えば学校です。
子どもが減れば、一学年一クラスになり、やがて統廃合が始まります。
バスや鉄道も同じです。
利用者が減れば本数が減り、路線そのものがなくなることもあります。
病院や介護施設も、人が減るほど維持が難しくなります。
人口減少とは、単に人が減ることではありません。
社会を支える人が減ることです。
未来の働き手。
未来の納税者。
未来の医師。
未来の教師。
未来の技術者。
そうした人たちが少しずつ減っていくことなのです。
昨日と今日では分からなくても、10年、20年という時間の中では確実に変化が現れます。
人口減少とは、社会のエンジンを少しずつ小さくしていくことなのかもしれません。